Raspberry Pi Camera Module V2.1がリリースされ、イギリスの各ショップで販売が開始されています。公式ブログでの案内はまだのようですが、日本への発送が可能なPimoroniでも購入可能となっています。
Raspberry Pi Camera Module V2.1では、カメラのイメージセンサーがOmniVision OV5647からSony IMX219に変更となり、画素数が500万画素から800万画素に向上しました。動画撮影は1080p(30fps)、720p(60fps)、640×480(90fps)をサポートします(ThePiHut販売ページより。PiHutは日本への発送は未対応です)。
また、旧カメラモジュールと同様、通常のカメラと赤外線カメラモジュール”Pi NoIR”の2種類が用意されています。
Camera Moduleの新バージョンリリースの背景にはOV5647の生産終了があり、Raspberry Pi 3リリース時のMake:のインタビューでリリースが予告(予想?)されていました。
http://makezine.jp/blog/2016/03/eben-upton-talks-about-the-new-raspberry-pi-3.html
以前のCamera Moduleも良い画質でしたが、新しいモジュールの画質も見てみたいですね。
(追記)公式のリリースブログが投稿されました。
https://www.raspberrypi.org/blog/new-8-megapixel-camera-board-sale-25/
なお、使用にあたっては最新のraspividコマンドの導入とrpi-updateが必要になります。いずれはRaspbianにバンドルされると思いますが、早いうちにゲットされた方は、以下のURLにある手順を実行すると良いようです。
https://www.raspberrypi.org/blog/new-8-megapixel-camera-board-sale-25/#comment-1257384
日本国内での通販について
個人向けは
RSコンポーネンツ正規代理店のKSYで取り扱いを開始しています。
https://raspberry-pi.ksyic.com/news/page/nwp.id/31
また、法人向けはRSコンポーネンツで取り扱いをしています。